2011年6月30日
今年3月から4月にかけて実施したキャパシティ・アセスメント、そして、1年次の研修活動の評価を踏まえ、2年次に取組む研修活動計画が策定されました。今年度の研修科目の中に新たに加わったフィージビリティスタディ(事業化採算性分析)研修には全115名の職員が参加予定です。5月から6月にかけて第1グループ(25名)と第2グループ(22名)がこの研修に参加しました。
それぞれ10日間の日程で、農業関連事業の投資と事業家採算性分析の入門を経て、市場分析、経済分析、環境分析、社会分析、財務分析、法務に関する検証に関する講義と演習を経て、コンピュータ・ソフトを用いた分析手法の演習を行いました。
多くの国から投資先として、金などの鉱物資源、広大な土地を利用した農業などが注目されているスーダンにおいて、農業分野への投資事業の受入を担う農業省では若手職員のフィージビリティスタディの能力強化が急務となっています。
フィージビリティ・スタディ研修にて分析結果のグループ発表を行う研修生(2011年6月)
フィージビリティ・スタディ研修にてグループ演習に取り組む研修生たち(2011年6月)
グループ演習を行う研修生たち(2011年5月)