収穫活動−ゲジラ州農業畜産自然資源省

2011年11月30日

ゲジラ州の農民圃場における収穫際がビリヤブ地区の圃場で10月31日に盛大に行われました。この収穫祭に出席した同州知事は刈り取りにも出席するので、「刈り取り行事」の設定と日程調整およびマスコミを含めた関係者の招待を同州農業大臣に指示していました。同知事の出席可能日を調整し、2週間ほど伸ばして刈り取り日を設定したのが11月28日となりました。この日は残念なことに、同知事に緊急の用務が生じ、知事代理の出席となりました。同州農業大臣他、同州関係者、同州農民、全国からテレビ局、新聞社等マスコミ関係者等全体で約150人が参加した陸稲の刈り取り行事となりました。

この圃場の陸稲には刈り取り前から相当高い収量/haが期待されていました。また、この収穫に陸稲収穫用のコンバインを初めて使用するという、「陸稲の収穫用農業機械のデモンストレーション」という目的も込められていました。

現場で計量された収量は1ヘクタールあたり約4トンで、多くの人々の予想をはるかに超えるもので、関係者を驚かせ、特に農民を驚嘆させ、関係者を喜ばせました。(日本の水稲の平均収量が5トン/ha)この日の国営テレビでこの収穫の様子と陸稲の高収量ニュースが流され、ゲジラ州テレビではこれを30分の特別番組みとして大々的にニースで伝えました。

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フェダン(約1.7ヘクタール)のデモンストレーション圃場の収穫作業をコンバインハーベスターで行うゲジラ州農業省職員たち。(2011年11月)

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収穫作業にあつまったゲジラ州、連邦稲作関係者たち。多くの人々にとって稼動している稲用のコンバインハーベスターをみるのは初めてである。(2011年11月)

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籾の状態を確認する安藤稲作栽培専門家、ナショナルライスプロジェクト、農業研究機構、ゲジラ州農業省の関係者たち(2011年11月)

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籾の袋詰作業を見守る後藤専門家と安藤専門家(2011年11月)