現在、スーダン の安全な水へのアクセス率は59%、うち都市部では70%の住民に30〜50リットル/日・人、農村部では52%の住民に6〜18リットル/日・人が供給されており、サブサハラアフリカの平均程度である。スーダン国家25ヵ年給水計画(2003〜2027)では、アクセス率を2027年迄に100%、且つ給水量を都市部150リットル/日・人、農村部50リットル/日・人とすることを目指している。
スーダンでは国営水公社(PWC)が給水事業に責任・権限を有していたが、地方分権化政策により、統一政府議会決議番号38第4期(1995)が施行され、維持管理についてはPWCから州水公社(SWC…