2010年12月9日
デルハーフェルとアルバーブ郡保健事務所は、保健センターがあまり忙しくない時間帯を活用して、助産師が家庭訪問を行うよう指導しています。しかしながら、これまでその実施に対するモニタリングや指導は行われてきませんでした。そこで行動変容手法(BCC)を担当している日本人専門家が、12月9日に、デルハーフェル郡で助産師が実施した家庭訪問に同行することになりました。日本人専門家の報告では、実施した助産師が、リプロダクティブヘルス(RH)メッセージを提供しようとする強い意志を持っていたこと、またすぐれたコミュニケーションスキルを有していることなど、今後発展の可能性を感じたとのことです。さらに、訪問先の女性たちは、あっという間に近所の女性10名以上を集めることができるということが分かったので、ある世帯の女性を通じて、10〜15人規模の小グループのセッションが容易に企画できることも発見しました。
訪問先の女性たちに情報を提供する助産師(右端)
ぞくぞくと集まってきた近所の女性たち