2010年12月11日
プロジェクトでは、アレッポおよびイドリブの2県を対象に「合同プロジェクト技術委員会(PTC)スーパーバイザー会議」を設定し、少なくとも1か月に1回、開催することを決定しました。これは、従来の合同PTCではメンバー数が20名以上にのぼるため、頻繁に会合を持つことや、メンバー全員を招集すること、さらにはプロジェクトの細かな技術的アプローチについて合意形成を図ることが、困難であると判断されたためです。PTCスーパーバイザーのメンバーは、アレッポ県とイドリブ県からそれぞれ、ヘルスケア部の部長2名とリプロダクティブヘルス(RH)課の課長2名で構成されています。
最初の合同PTCスーパーバイザー会議は、アレッポ県のヘルスケア部で12月11日に開催されました。主要な議題は、各県レベルでのデータ管理の現状を共有することと、郡レベルで保健センターのパフォーマンスをモニタリングするためのをデータ分析をどのように向上させるかを議論することでした。イドリブ県ヘルスケア部は、この会議に先立って、データ入力シートを作成し、オリエンテーションミーティングを主催した経験があります。彼らの経験に基づいて、プロジェクトチームは2年次に開催されるデータ管理研修の内容を開発することとなりました。
合同PTCスーパーバイザー会議を開催することは、プロジェクトの技術的事項について決定を下すための方法として、非常に効率的かつ効果的であることが明らかとなりました。この会議の成果を報告したところ、プロジェクトダイレクターも合同PTCスーパーバイザー会議の引き続きの実施に期待を寄せています。