アレッポ保健局会議

2010年12月16日

2010年12月16日、アレッポ県保健局、アレッポ県知事事務所、医師会が合同で、すべての郡保健事務所(HDO)長のための会議が開催され、プロジェクトのチーフアドバイザーも出席しました。会議の目的は、1.民間医療機関における医療過誤の問題に対する警告(特に無免許医師による外科処方)、2.各郡における新たな保健センターの必要性に関する議論、3.全郡への新規車輌の提供について、4.保健行政強化のためのデータ分析の必要性、などでした。

最初の項目については主催側が全HDO所長に対して、各郡内の民間医療機関をモニタリングするよう要請しました。2番目の項目の議論では、新たな保健センターの建設がなんらかの根拠に基づいた論理的なニーズ調査や実施可能性に関する調査によるものではなく、住民からの要望や印象によって決定されていることが分かりました。

この会議の後、ヘルスケア部は、各HDO所長をグループごとに招集し、リプロダクティブヘルス課・予防接種課・保健センター課の各課長なども同席する中で、2010年12月のデータ分析を指導するミーティングを開催しました。プロジェクトチームはこのミーティングに向けて、2005年からの郡ごとのデータ整理を支援しました。

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左から、アレッポ県医師会長、県保健局長、県知事事務所保健担当、ヘルスケア部長

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郡保健事務所長とヘルスケア部の課長たち