普及活動の評価を通して学んだこと

2010年2月11日

フェーズ1から活動を行っているハマ県、ダマスカス郊外県、ダラー県では、各県毎に作成した評価基準を使って灌漑普及員が実施する普及活動の評価を行い、そこから得られた教訓を次の普及活動に役立てようとしています。評価の結果、農家の問題点を的確に把握し、同じような問題を抱えている農家達が普及活動の対象者としてうまく選定されている場合に、効果的な普及活動ができているようです。また、普及員間のチームワークやリハーサルの実施、あるいは灌漑SMS(Subject Matter Specialist:専門技術員)による普及員への指導等が、良好な活動結果に結びつく場合が多く観察されました。活動内容としては、これまで灌漑施設の設置や維持管理に関するものがほとんどでしたが、農家からは漑水量や灌水頻度といった内容に関する質問が多いこともわかってきました。これらの教訓を十分に生かして、より効率的な普及活動を展開していく予定です。

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果樹園で流量の測定法を農家に指導する普及員

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フィルターについて農家に説明する普及員とそれを観察する評価員