第3回プロジェクト合同調整委員会(JCC)とテクニカルワーキンググループ(TWG)の開催

2018年10月22日

2018年10月19日、タジキスタン側から保健社会保護省第一副大臣・母子保健局長、対象市/郡病院長、日本側からはJICAタジキスタン事務所、日本大使館、プロジェクト専門家が出席し、第3回プロジェクト合同調整委員会(JCC:Joint Coordination Committee)が開催されました。プロジェクト専門家から過去6か月間の活動進捗と次年度の計画が共有され、関係者間で合意を得ました。

主要な協議内容として、プロジェクトから供与された機材の維持管理について、保健社会保護省から市および郡中央病院長に対して、州、郡レベルでの維持管理システムの構築の必要性が強調されました。また、プロジェクトで実施したEPC(Effective Perinatal Care:効果的な周産期ケア)研修および産前健診研修後のフォローアップとして、保健社会保護省から市/郡中央病院長へ、院内研修制度の構築と研修室の整備が要請されました。

2018年10月22日には、ハトロン州保健局において、第3回Technical Working Group(TWG)を開催しました。州保健局長、プロジェクト対象市および郡中央病院長、産科長などプロジェクト関係者が出席しました。JCCと同様に過去6か月間の活動進捗と次年度の活動計画が共有されました。また、プロジェクトからの供与機材の設置状況の報告と機材維持管理研修計画、11月に予定されている本邦研修の目的と成果品の確認も行いました。

ホバリング郡中央病院産科長からは、保育器の設置によって、これまで州病院に搬送していたケースが、当病院において適切な治療が施せるようになった事例が紹介されました。

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第3回プロジェクト合同調整委員会(JCC)の様子

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第3回テクニカルワーキンググループの様子