CTOPプロジェクトがタイ国保健省から表彰

2011年3月10日

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ジュリン保健大臣から表彰される竹林チーフアドバイザー

アジアの国々では、社会保障制度が十分整備されないまま高齢化がすすんでいます。タイ国でも65歳以上の高齢者の比率がすでに10%に近くなっており、高齢化の進む速度が非常に早いことから2023年には高齢化率が14%を越え、いわゆる「高齢社会」に突入するものと予測されます。

そのなかで、地域の住民やボランティア、高齢者クラブなどコミュニティの力を活用しながら、関係省庁や機関が協力して、地域に根ざした持続可能な高齢者ケアを行うことがタイの課題となっています。

JICAは、タイ国保健省や社会開発・人間安全保障省などと協力のうえ、2007年から4年間の予定で「タイ国・コミュニティにおける高齢者向け保健医療・福祉サービスの統合型モデル形成プロジェクト(CTOPプロジェクト)」を実施しています。

2011年3月10日、ジュリン保健大臣よりCTOPプロジェクトのJICAの貢献に対して表彰がなされ、JICAを代表して竹林経治チーフアドバイザーが表彰盾を受け取りました。

CTOPプロジェクトは、中央省庁の次官・局長といった政府の高官から、地域の住民リーダーや高齢者クラブメンバーといった方々まで、様々な立場の多くの人々と一緒に活動を実施しています。

今回の表彰は、このように多くのタイの人々と共に考え、行動してきたCTOPプロジェクトの意義・貢献が認められたという点で非常に有意義であると思います。

CTOPプロジェクトでは、今後とも、地域レベルのモデル事業の成果がタイ全土で活用されることを目指して、地域の人々や保健省・社会開発人間安全保障省と共同でプロジェクトをすすめていきます。