日本研修「高齢者福祉行政」が実施されました。

2013年9月4日

2013年7月20日から8月3日まで、LTOPの日本研修「高齢者福祉行政」が実施されました。

保健省、社会開発・人間の安全保障省及びバンコク都の本庁及び地方事務所等に勤務するタイ人の研修員12名が、上記期間中日本を訪れました。まずは、厚生労働省や東京周辺の高齢者介護に関する施設等を訪問し、日本の高齢者介護に関する制度について講義を受けたり、高齢者介護の現場を視察したりしました。また、7月27日から30日の間は、和歌山県を訪問し、和歌山県庁や高齢者施設、さらには高野山も訪れ、和歌山県における高齢者介護の現状について研修を受けました。

どの講義でも、研修員からは多くの質問がなされ、大変活気あふれるものとなりました。また、研修とともに、日本の食べ物や文化を経験することもできました。

当プロジェクトでは、9月にも、介護技術に関する日本研修、具体的には、日本におけるケアマネジメントの手法について学ぶ研修を予定しています。

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JICA東京国際センターのセミナー室で講義を待つ研修員