第1回ケアマネジャー用カリキュラム作成会議が開催されました。

2014年3月6日

2014年2月17日(月)、保健省保健局健康増進課と、2013年度日本研修「ケアマネジメント」に参加した研修員らが主催し、「第1回ケアマネジャー用カリキュラム作成会議」が開催されました。同会議はプロジェクト活動予定にはなく、タイ側の発案で開催されたイベントです。

まず、講師として招聘された榎本チーフアドバイザーが日本のケアマネジメントシステムの講義を行いました。その後、「ケアマネジメント」研修に参加した保健省パチャラ職員、ウィモン職員、パガガン職員が日本におけるケアマネジャー業務の流れとカリキュラムを参加者に説明し、午前の部が終了。午後は高齢者健康グループのエカチャイグループ長より、米国のケアマネジメントシステムの紹介が行われました。

最後は日・米の介護制度、介護サービス、ケアマネジャー業務・人材育成と確保、等との比較から、タイにおけるケアマネジメントとして考えられる特徴についてのブレーンストーミングが行われ、タイのケアマネジメントの目的とケアマネジャーの主要業務を明確にしたところで、初回会議は終了しました。第2回会議は3月中旬に予定されています。

【画像】

会議の様子。保健省職員とタイ研究者ら約30名が参加しました。