第4回 モニタリング(効果測定)調査実施

2017年2月6日

2016年11月に、プロジェクトのチェンライとコンケーン、ナコンラチャシマ、ノンタブリ、バンコク、スラタニの6サイトにおいて、第4回モニタリング調査を実施しました。プロジェクト期間中最後に実施される調査で、2017年8月にプロジェクトは終了します。

プロジェクト実施計画において、モニタリング調査は、多様なサイトの社会文化や状況に適合したタイにおける高齢者のための長期ケアに適したモデル・サービスを開発、決定づけるために重要な主要活動の一つと位置付けられています。この活動の主たる目的は、必要な情報をエビデンスに基づく要素として収集しモデル・サービスの効果を観察、評価することです。

この調査では、計画の通り質問票とインタビューがデータ収集の主要なツールとして利用されました。対象グループは、高齢者と高齢者への主たる家族介護者、ケア・マネジャー、ケア・ワーカーでした。質問票は、高齢者と彼らの主たる家族介護者への訓練された調査者による個別のインタビューにおいて利用され、ケア・マネジャーとケア・ワーカーには、質問への自己回答が求められました。その際に、もし興味深い或いは関連する課題があれば、調査者によって記録或いはコメントが書き記されました。プロジェクトは、およそ170の家族と30名のケア・マネジャー、100名のケア・ワーカーからデータを収集することができました。

データ収集後、全ての質問票は入力され分析されます。その結果はモデル・サービス改善のためにサイトに反映されるほか、プロジェクトの成果を取り纏めるためのエビデンスになります。

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サイトでの調査前の準備打ち合わせ

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家族介護者へのインタビュー

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高齢者の改善状態確認