新たな結核検体収集の準備のためチェンライへ

2017年9月29日

2017年9月にJICAとチェンライ県にあるTB/HIV research foundation(THRF)との間で、新たな結核検体収集のための契約が交わされることが決まりました。10月からチェンライ県の結核患者の検体を新たに収集することとなり、それらの検体を用いて、今後、さらに、遺伝子解析研究を行い、結核感染コントロールのための研究の発展と成果が期待されます。
2017年9月20日から9月22日までチェンライ県のチェンライ病院とチェンコーン病院を訪問し、検体収集への協力をお願いするとともに、今後の計画、問題点などを確認しました。また、チェンライ病院でDNA抽出を行うこととなったため、新しい研究技術補助員に対して、保健省のArreya博士が抽出技術の指導を行いました。

【画像】

HIV/TB research foundationにおいて、技術指導の様子

【画像】

チェンコーン病院

【画像】

チェンコーン病院での会議の様子