カウンターパートが本邦研修(理化学研究所)に参加しました(その1)

2017年11月30日

2017年9月3日から16日にかけて、本プロジェクトのカウンターパートが理化学研究所で研修を受けました。

研修受講者:ポンパン・モクムエド研究員

私は、保健省医科学局の生命医科学研究所遺伝医学センターに所属している医学研究者です。

この度、SATRPES『効果的な結核対策のためのヒトと病原菌のゲノム情報の統合的活用』プロジェクトの一環として日本で研修を受ける機会を得ることができ、2017年9月3日から16日にかけて、理化学研究所 統合生命医科学研究センターにおいて『LC-MS/MSを用いた抗結核薬定量法の開発』研修に参加してきました。

この研修の指導官は、本プロジェクトにゲノム薬理学の専門家として関わっている莚田泰誠先生です。

この研修の狙いは、LC-MS/MS(高速液体クロマトグラフィー-質量分析法) による、結核治療における第二選択薬として使われるエチオナミドの定量法の開発であり、研修は測定機器の最適化、ガイドラインに従った血液サンプル中のエチオナミドの定量法の開発で構成されていました。

研修受講後、私はこの研修で学んだことをSATRPESプロジェクトの成果達成のために活かしていきたいと思います。

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