カウンターパートが本邦研修(理化学研究所)に参加しました(その2)

2017年11月30日

2017年9月24日から10月7日にかけて、本プロジェクトのカウンターパートが理化学研究所で研修を受けました。

私の名前は、タンヤパット・ワニチャノンです。私は、保健省医科学局の生命医科学研究所遺伝医学センターに所属している医学研究者です。SATREPS『効果的な結核対策のためのヒトと病原菌のゲノム情報の統合的活用』プロジェクトの一環として日本で研修を受ける機会を得ることができ、2017年9月24日から10月7日にかけて、理化学研究所統合生命医科学研究センターにおいて指導官である莚田泰誠博士のもとで『次世代シークエンサーを使ったターゲット・リシークエンシング』の研修を受講しました。

この研修の最終目標は、次世代シークエンサーを使ったターゲット・リシークエンシングに関する知識とスキルを習得することになります。

これらの知識やスキルを身につけることで、抗結核薬における薬物有効性の予測や副作用の予防のための薬物動態関連遺伝子シークエンシング法を用いた研究とその手法の開発が可能となります。

福永航也博士によって指導された次世代シークエンサーを用いたターゲット・リシークエンシングに関するウェット解析とドライ解析におけるベストプラクティス (最も効率のよい手法、プロセス等)は、忘れられないFriendship and respect精神とともに、私を含めたタイ研究者がSATREPSプロジェクトの目標達成に向けて、実りの多い成果と結果を産み出し、結核患者や関係者が恩恵を受けることを確信しています。

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