タイ外務省にてユニバーサルヘルスカバレッジに関するミーティング開催

2018年2月2日、タイ外務省ナラティップ講堂（バンコク）において、ユニバーサルヘルスカバレッジ（UHC）に関するミーティングを、カウンターパートである国民医療保障機構（NHSO）とタイ外務省（MoFA）の協力のもと開催しました。

今回のミーティングには外交官を中心に約170を超える参加者が集まり、有識者によるUHCの議論が行われました。

ウィラサック・フートラクン外務副大臣のご挨拶で開会したミーティングでは、前半にピヤサコン・サコンサタヤトン保健大臣とテドロス・アダノム世界保健機関（WHO）事務局長の基調講演が行われました。講演ではUHCの実施を加速し、より強力な保健システムを構築する重要性を訴えました。

後半のパネルディスカッションでは、有識者によるUHCの今後の方針について議論が交わされました。JICAからは人間開発部保健第四チーム課長の葦田竜也氏が登壇し、JICAの取組みとして、当プロジェクトの活動成果などについて情報共有を行いました。

最後に、参加者との活発な質疑応答が行われ、本ミーティングはUHCに対する意識向上につながる大変貴重な機会となりました。