第4回合同調整委員会会合（JCC）を開催

2019年7月8日、タイ国保健省（MOPH）の会議室において、第4回合同調整委員会（Joint Coordinating Committee：JCC）会合を開催しました。JCCはプロジェクトの意思決定機関であり、カウンターパート（C/P）である先方政府の高官、JICAプロジェクト専門家、JICA関係者、日本大使館員等、プロジェクトの主要関係者が一同に集い、活動の報告や今後の活動計画、課題等を話し合い、これらについて協議の上で正式な承認を得る重要な会議です。

議長を務めたスパキット・シリラック保健省副事務次官のご挨拶で開会した今回のJCC会議では、今までの活動実績及び成果の達成状況を報告し、成果1「タイにおいてUHCの実施を向上させるための能力が強化される」については一定の成果を収めている事を参加者に共有しました。また、来年7月のプロジェクト終了までの最終年次に実施すべき活動、特に成果2「参加国に於けるUHCの実施に向けた能力強化が促進される」、成果3「成果1及び2を通じて得られたUHC実施に掛かる教訓と好事例が国際レベルで共有され、かつ（もしくは）促進される」の活動を、如何に効果的に実施していくかについて議論しました。

最終年次も、タイ国機関や国際機関とより密な連携をとることにより、実りある成果につながるよう活動を実施していきます。