デイケアセンターワークショップ開催

2019年11月12日

2019年11月11日と12日の2日間、タイ・バンコクにて、国レベルでの乳幼児保育の基準の統一化と、質の向上を目的としたワークショップを開催しました。日本からは、短期専門家2名にご参加いただき、お茶の水女子大学こども園の事例を交えながら日本の乳幼児教育のカリキュラムと実際の運用状況に関してご講演をいただきました。

近年、タイでは女性の社会進出が進み、デイケアセンター(保育所)の重要性が高まる一方、保育士の資格制度が十分に整備されておらず、また、乳幼児保育に関する施設や教育の基準の統一化が現場から求められており、乳幼児保育の運用面で多くの課題を抱えています。今回のワークショップでは、日本の乳幼児保育の様々な事例が共有され、その結果として、タイでの乳幼児保育を、今後さらに充実させるための取り組みについて、議論を進める良い機会となりました。

今後もGLO+UHCでは、タイ政府の要請に基づき、UHCの充実強化に向けた取り組みに尽力していきたいと考えています。

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