高齢者のための地域包括ケアサービス開発プロジェクト(S-TOP)サイトが決定

2018年9月14日

タイの高齢化に関連し、2007年より行われてきたCTOP及びLTOPプロジェクトに続き、2017年11月本件が開始され、タイ側実施機関である保健省と社会開発・人間の安全保障省、国民医療保障機構関係者とともに、リハビリテーションを中心とした中間ケアを確立しつつ急性期から自宅までの切れ目のないサービス供給を目指し、初期活動として関連するバンコク都と12県で総数50箇所ほどの医療機関や介護関連施設、大学等での調査・面談を行ってきました。

また、タイ側実施機関関係者とプロジェクト専門家からなるワーキング・チームが組織され、2回の会議によってプロジェクトの推進方法、サイト選定等について協議を行い、去る6月8日に開催された第1回合同調整委員会によって具体的な活動内容や以下のサイトが決定されました。

今後、各サイトに運営委員会を組織し、地域毎の活動等について検討の上、決定していくことになりますが、日本人専門家による国内研修の実施やセミナー開催、中間管理層や病院幹部/政策立案者向けの本邦研修の実施などを通じ、リハビリテーション医療をはじめとした日本の技術・経験を効果的に伝え、急速に高齢化の進むタイ社会に貢献していきたいと思います。

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