第1回合同作業部会&第2回Joint Project Management Team(JPMT)会議同日開催

2021年4月5日

GLO+UHCフェーズ2は、プロジェクトのJPMT(注)だけでなく、タイの様々な組織の専門家と共に実施されます。JPMTメンバー以外の専門家は作業チームメンバー(working team members)として参画します。

2021年4月5日、JPMT及び全作業チームが、バンコクに隣接するノンタブリー県で開催された第1回合同作業部会に参加しました。本部会は、プロジェクトで取り組む各分野(保健財政、保健人材、保健サービス提供)の主要な活動について議論することと各活動に取り組む作業チームのリーダーを決めることを主な目的として開催されました。

まず、Wilailuk Wisasa氏(プロジェクトマネージャー、国家医療保障機構)が開会の辞の中で関係者のプロジェクトへの協力に対し感謝の意を述べました。次に、加藤チーフアドバイザーがプロジェクトの進捗状況を共有しました。

GLO+UHCフェーズ2は、主に、タイと周辺国等におけるUHC及び国際保健の実施に向けた能力強化の促進に焦点を当てます。2021年3月に8つの周辺国等を対象にアンケートを用いたニーズ調査を実施しました。本部会では、その結果をもとに、フェーズ2で実施する活動について意見を交換しました。さらに、プロジェクトで取り組む3つの分野(保健財政、保健人材、保健サービス提供)に関し、各分野の作業チームを中心に、活動内容について話し合いました。

同日、合同作業部会後、JPMTメンバーは第2回JPMT会議で議論を続け、主に、GLO+UHCリソースセンターについて話し合いました。リソースセンターは、UHC及びグローバルヘルスに関する知識の普及と経験の共有を目的とし、ウェブサイト上で情報や資料の提供を行います。

最後は、Walaiporn Patcharanarumol氏(プロジェクトマネージャー、タイ保健省)が、全参加者へ感謝の意を表し、長い一日を締めくくりました。

(注)JPMTは、タイ保健省(Ministry of Public Health:MOPH)、国家医療保障機構(National Health Security Office:NHSO)、JICA専門家チームの三者で構成されています。

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