資料管理研修を開催

2012年5月31日

2012年4月〜5月にかけて

アチョリ地域の各県の職員が資料の流れ、資料管理手順、ファイルの仕方と整理など、資料管理の基本的な知識と技術を学ぶために、4月から5月にかけてアチョリ地域7県政府を対象に、各県ごとに1日半の研修を実施しました。研修に参加した人数は県によって異なりましたが、それぞれの県で30名程度、全体では200名以上の参加でした。プロジェクトのカウンターパート機関である地方自治省からリソースパーソンを迎え、資料や手紙の処理の仕方などについて実践的研修となりました。

今回の研修はプロジェクト開始後初めての研修開催のため少々心配もありましたが、研修の参加者数も予想以上に多く、研修講師もスライドの準備などを行っていて、安心することができました。最初、研修講師はこのような研修を頻繁に実施している様子ではなかったのですが、研修が進むにつれて次第に慣れていく様子もうかがわれました。今回は初めて地方自治省と協力しての研修でしたが、地方自治省の積極性も見られ、今後につながる研修であったと思います。今回の研修はモバイル型(それぞれの県の研修参加者が集まりやすい場所に講師が回って研修を実施する)で行いました。これにより多くの人たちが参加でき、各県の事情に合った研修運営もでき、また各県の主体性を引き出すという意味において良い結果を得たと思います。ただし、研修開催の準備および運営面ではかなりの時間を必要としました。今回の研修では、資料管理に直接関係している県のスタッフを中心に対象としましたが、それぞれの部局の責任者の参加も一部あり、資料管理に関する重要性の認識と業務改善に役立ったものと思います。

各県で行った研修の最後に、地方自治省が作成した質問表を使用して、参加者による研修に対する評価を行いました。参加者の多くが今回の研修に良い評価を与えており、このような研修を各部局の責任者やサブカウンティ(県より下の行政区分)のスタッフに対しても実施する必要性を指摘していました。地方分権化が今後さらに進めば、こうした基礎的な内容の研修は県政府が主体となって実施するべきものになると思います。プロジェクトではそのような方向で関係者への働きかけを進めていく予定です。

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資料管理の説明をする講師

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資料の処理の仕方を学ぶ県職員たち