航空写真撮影完了、第1回国別研修実施

2016年6月15日

航空写真撮影

NSDIプロトタイプ構築業務におけるパイロットエリア(Vinnytsia District)の航空写真撮影は、2015年10月末から実施していたが、天候・気候等の条件により冬期(12月から翌年3月まで)の間休止し、2016年4月に再開し、パイロットエリア全域の撮影を完了しました。
又同時期に実施していた標定点測量の成果を用いて、同時調整計算等を実施し、パイロットエリア全域のオルソフォトを作成しました。

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航空写真

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オルソフォト

第1回国別研修

第1回国別研修は、2016年4月4日から4月15日までで実施されました。
本研修の目的は、日本におけるNSDI構築・運用に係る活動実態を講義や見学を通じて体得することでした。
本研修には、ウクライナ国から8名(測地・地図・地籍庁:3名、国家土地台帳センター:2名、測地・地図研究所:2名、Vinnytsia市役所:1名)の研修生が参加しました。
研修では、国土交通省(国土政策局等)、総務省(情報流通行政局、統計局)、国土地理院、地方自治体(浦安市)そして民間企業でのNSDIの構築や運用における諸活動についての見学や講義が行われました。
各研修では、見学・講義に際して、活発な質疑応答が行われ、研修生は日本におけるNSDI構築・運用の活動実態を把握しました。

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国土地理院での研修

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日本測量調査技術協会での研修