8月の活動報告と雑感

2011年9月5日

8月PPAも新学年がスタートした。7月は学校がなく学内で寮生活をしている学生は全て故郷に戻っており静かだった学内も、8月になりいつもの活気が戻った。カウンターパートの教官ももどり、本格的に2年次が開始された。先月のJCC会議において、新たな活動として現役警察官の研修コースの立ち上げや、交通安全研究センター活動の強化などが確認された。ワーキンググループの体制も再編成され、より活発な活動を期待しているところである。

第一年次で活動を通じて強く感じるのは、教官の意識の問題である。学長や副学長など上層部の人たちは、学院の改革に積極的であり新しいことへの取組みについても常に前向きに取り組んでもらえる。しかしながら、我々の直接的なカウンターパートである教官にくると、残念ながら、学校の仕事が多くJICAのプロジェクトに関わる時間がない、インセンティブがない、などなど消極的な言葉が多く聞かれる。特に、中堅以上の教官からは新しいことに取り組もうという積極性が伝わってこない。

もう一つの問題は、研究開発への取組みである。少なくともここ交通警察学部においては、研究開発に取り組んでいる教官はほとんどいない。第一年次から交通安全研究センターの活動を開始したが、上記の意識の問題だけでなく研究活動の経験が少ないために、何をして良いのかわからない状態である。また、授業と兼務しているため結局は授業の方に時間を割いて、研究活動の時間はほとんどない。この反省に基づいて、第2年次からは研究センターのメンバーはセンター専属にしてもらうことにした。少なくとも、これで時間の確保はできそうだ。

(チーフアドバイザー 高木通雅)