2007年3月21日
プロジェクト主催「第1回IP情報セミナー」開催2月2日、ハノイ市Daewooホテルにて、第1回IP情報セミナーを開催した。これはプロジェクトで開発してきたIPDL基本機能(IP-Lib)が利用可能になり、またオフラインE-Filing(電子媒体による出願)機能のβ版ソフトウェアの開発が完了したことによるもので、IP情報の利用が最も期待される知財代理人(IP Attorney)をはじめ、日越の関係機関であるJICA、日本商工会、JETRO、MOST、NOIP等の関係者にシステムの利用方法を説明し、ユーザからの意見聴取を行うことを目的とした。出席者には、新たに作成した「IP-Lib及びE-Filing活用ガイドブック」、「UTIPINFO プロジェクトの紹介パンフレット」を配布した。
中川JICAベトナム事務所所長、Phi Anh NOIP副長官(Project Director)のご挨拶の後、プロジェクトC/PよりIP-Lib及びE-Filingシステムの利用方法に関するプレゼンを行い、質疑応答及びアンケート用紙にて意見聴取を実施した。参加者は、知財代理人37名を含め総勢97名。引き続き2007年度は、ハノイ市(第2回)、ホーチミン市及びダナン市で同様のセミナーを開催し、IP情報システムの活用の促進に努める予定である。
ニュースレター第9号(PDF:35K)