NOIP Networkの構築完了

2009年3月30日

1:NOIP Networkの構築完了

  • 2月で協力期間通期の供与機材調達が完了し、NOIP IP情報システムの安定した信頼性のある実稼動が可能なNOIP Networkの構築が完了した。

2:実体審査用IP Seaの完成と実体業務への導入

  • 環境設定及びコーディングの最適化により、データベース検索時間が1秒程度に改善した最終版が完成し、3月に最終版リリースを行った。
  • 3月までにIP Sea(TRM,PAT, IND)最終版がNOIP 審査官の実体審査に使用された。

3:IPDL最終版のリリース

  • 2008年11月にリリースした自動翻訳機能を装備したバージョンに加え、環境設定及びコーディングの最適化により、データベース検索時間が1秒程度に改善した最終版が完成し、3月に最終版リリースを行った。

4:E-Filing System ? Off-line Systemのリリース計画

  • 3月までにImproved Off-line Systemのリリース準備が完了した。今後はNOIPがUser-testを繰り返し実施した後にリリースの予定。
  • 3月までOn-line SystemのPKI/CAに関連しない部分的の初期Use-Testが完了した。今後はNOIPがこの部分の完成を目指した対応を行い、PKI/CAの立ち上げに備える予定。

5:運用規則細則の検討終了とIT人材育成の目標達成

  • 細則の具体的適用に関する検討を終了した。今後はIT環境や業務体系などを鑑みNOIPが導入の判断を行う予定。
  • NOIP IP情報システムの安定運用を担うIT技術者の養成計画は達成された。

6:最終セミナーの開催

  • IPDLの利用促進広報、E-Filing Improved Off-lineの紹介、プロジェクト活動結果の広報を目的とし、ハノイ、ホーチミンの2都市で同プログラムで実施した。参加者の総合計は225名。

写真写真(写真左)ハノイ
(2009年3月11日)
Hanoi Daewoo Hotel
参加者105名
(写真右)ホーチミン
(2009年3月13)
New World Hotel Saigon
参加者120名

写真7:第四回JCCの開催

  • 3月26日(木)、プロジェクト終了時点における活動状況の認識共有と公式な供与機材の引き渡しを目的に実施された。