プロジェクト概要

プロジェクト名

(和)省エネルギーラベル基準認証制度運用体制強化プロジェクト
(英)Project on Strengthening the System and Operation on Standards and Conformance for Energy Efficiency and Labeling

対象国名

ベトナム

署名日(実施合意)

2013年9月17日

プロジェクトサイト

ハノイ、ホーチミン

協力期間

2013年11月25日〜2016年11月24日

相手国機関名

(和)科学技術省標準計量品質総局
(英)The Directorate for Standards, Metrology and Quality, Ministry of Science and Technology

背景

ベトナムは、冷蔵庫やエアコンなどの家電製品に省エネルギー性能を示す省エネルギーラベルの貼り付けを義務付ける省エネルギーラベル制度を導入し、省エネルギー製品の普及を図り始めました。省エネルギーラベルを取得するためには、省エネルギー性能試験規格に基づき試験機関で性能を測定することが求められ、エアコンと冷蔵庫については、日本が提案している新国際標準試験規格に対応した試験規格が採用されています。新国際標準試験規格では、実際の使用に即した条件でエアコン、冷蔵庫の省エネルギー性能を測定するため、我が国の優れた省エネルギー技術が適切に評価され、我が国製品の魅力をベトナムの消費者に正しく伝えることができます。しかしながら現状、エアコンと冷蔵庫の省エネルギー性能を測定するための試験体制はベトナム国内で整っておらず、省エネルギーラベル制度の導入による市場の混乱が懸念されています。

本プロジェクトは、科学技術省の標準計量品質総局と認定局との協力の下に3年間実施されるもので、ベトナムの試験・認定機関に対し、エアコン、冷蔵庫について新国際標準試験規格に基づいてエアコン、冷蔵庫に関する省エネルギー性能試験を実施する能力や、国際標準改定に対応して試験規格を改定する能力の向上を支援することを目的としています。JICAは、新国際標準試験規格に対応した試験装置を供与すると共に、省エネルギー性能試験の専門家を派遣して技術指導を行い、ベトナムの省エネルギー性能試験実施体制の構築及び運用能力向上を支援します。

本プロジェクトは、ベトナムにおける省エネルギーラベル制度の適切な運用・定着、さらには我が国に優位がある省エネルギー技術・製品の普及に寄与することが期待されます。

目標

上位目標

ベトナムの省エネルギー政策に基づいた省エネルギー製品(エアコン・冷蔵庫)が普及する。

プロジェクト目標

エアコン・冷蔵庫に関する省エネルギー試験所の試験運用体制が強化される。

成果

成果1:エアコン・冷蔵庫の実使用状況に則した省エネルギー性能試験規格等の基準を見直す能力が向上する。
成果2:エアコン・冷蔵庫の省エネルギー試験所の試験実施能力が向上する。
成果3:エアコン・冷蔵庫の省エネルギー試験所の認定を行う能力が向上する。

活動

1-1.省エネルギー性能試験規格等の基準見直しに係る現状を把握する。
1-2.省エネルギー性能試験規格等の基準見直しに必要な活動(規格のレビューの支援等)を計画する。
1-3.省エネルギー性能試験規格等の基準見直しに必要な活動(規格のレビューの支援等)を実施する。

2-1.ベトナム国内の省エネルギー試験所におけるエアコン・冷蔵庫に関する試験実施現状を把握する。
2-2.品質保証試験センター3に対し、エアコンの省エネルギー性能試験装置を設置する。
2-3.品質保証試験センター3、工業試験検査所(TVCI)に対し、エアコンの省エネルギー性能試験能力の向上のためのトレーニングを行う。
2-4.品質保証試験センター1に対し、冷蔵庫の省エネルギー性能試験装置を設置する。
2-5.品質保証試験センター1、品質保証試験センター3、工業試験検査所(TVCI)に対し、冷蔵庫の省エネルギー性能試験能力の向上のためのトレーニングを行う。

3-1.認定局及びエネルギー総局におけるエアコン・冷蔵庫に関する省エネルギー試験所の認定及び指定に関する現状を確認する。
3-2.認定局及びエネルギー総局に対し、エアコン・冷蔵庫に関する省エネルギー試験所の認定及び指定能力向上のためのトレーニングを行う。

投入

日本側投入

1.専門家派遣
長期専門家 4名(チーフアドバイザー、エアコン省エネルギー性能試験、冷蔵庫省エネルギー性能試験、業務調整/人材育成)、その他短期専門家
2.カウンターパートの研修
本邦研修、現地研修
3.供与機材
冷蔵庫の省エネ試験装置(品質保証試験センター1に設置予定)
エアコンの省エネ試験装置(品質保証試験センター3に設置予定)
オフィス機器等
4.プロジェクト運営に必要な経費等

相手国側投入

1.カウンターパートの配置
2.プロジェクトオフィス
標準計量品質総局内(ハノイ)
品質保証試験センター3内(ホーチミン)
3.機材関連
供与機材の設置コスト、維持費
試験を実施するためのエアコン・冷蔵庫
4.プロジェクト運営に必要な経費等