国家賠償責任法の過去5年間の施行状況調査

2015年7月7日

主催者 司法省国家賠償局
形式 ワークショップ
主な参加者

ベトナム側:
グエン・ヴァン・ボン(司法省国家賠償局長),ホー・ヴァン・フン(バリアブンタウ省司法局長), その他南部各省の国家賠償局,判決執行局等の関係者約20名

日本側:
塚原正典長期専門家,酒井直樹長期専門家

内容

2015年7月7日,司法省国家賠償局によるワークショップが開催された。今回は,5月28日に北部で行われたワークショップに引き続き,現場での運用状況及び意見を聴取するために開かれたものであり,ボン国家賠償局長を初めとする司法省国家賠償局の幹部,南部地域の国家賠償,民事判決執行を担当する関係者を集めての開催となった。
南部地域においても国家賠償の申立数はそれほど多いわけではないようであり,手続の複雑さ等のために賠償されるべきであるのに埋もれているケースがあるという問題意識は,前回と同様であった。
現場担当者にとっては,国家賠償は目新しい制度で申立件数も多くないため,情報が不足しがちで経験も積めていないというのが実態であろうと感じられる。今年度の一連の調査では,運用面の改善にもつながる実りある結果を期待したい。

公開資料 Show materials that are to be open to the public(mainly, materials made by short-term experts are expected)

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