VNACCSに関するベトナム税関と民間利用者との評価・対話会の開催

2015年11月10日

ベトナム税関総局(以下「GDVC」)、米国国際開発庁(以下「USAID」)、JICAの三者共催による、VNACCSに関するGDVCと民間利用者との評価・対話会が、ハノイ(11月3日)およびホーチミン(11月6日)市内で実施されました。本対話会は、運用が開始されて1年半が経過したVNACCSの評価、利用上の問題点、改善要望等について、民間利用者の意見を直接聞くことを目的としています。本技術協力プロジェクトでは、成果1(VNACCSの利活用をより強化するための今後の方向性の特定)の活動の一つとして民間利用者からの改善要望の検討を行うこととしておりますが、USAIDのGovernance for Inclusive Growth Program(以下「GIGプログラム」)でも民間との対話を通じた税関改革に取組んでいるところ、ドナー協調の一環として本対話会の共催に至りました。

当日は輸出入業務に携わる多くの民間企業、団体が出席しました。最初にGDVCからVNACCSの概要と現在抱えている課題について説明が行われ、その後民間利用者との対話となり、様々な意見・要望が挙がりました。ホーチミン会場では、GDVCのVu Ngoc Anh副総局長も出席され、出席者に向けてメッセージを述べられました。なお、JICAからは本技術協力プロジェクトのチーフアドバイザーが両会場において冒頭挨拶を行い、JICAによるVNACCS支援について紹介を行いました。

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Vu Ngoc Anh ベトナム税関副総局長による講話(ホーチミン市)

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民間企業との対話(ホーチミン市)

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JICA専門家 加藤誠チーフアドバイザーによる冒頭挨拶(ハノイ)

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マスコミの取材に応じるAu Anh Tuan 管理・監督局次長(ハノイ)