第17回短期専門家派遣（VNACCS利活用強化）の実施

2018年1月8日から12日にかけて、日本からの短期専門家（IT Assistance Mission）がハノイを訪問し、ベトナム税関職員に対するVNACCSのソフトウェア改変の技術移転を目的とした2回目の研修が前月より引き続き行われ、これまでと同様にOJT（On-the Job Training）方式の下、研修生が改変したソフトウェアプログラムに関する結合試験を行い、無事に終了しました。

そして、1月25日～31日、日本からの短期専門家がハノイを訪問し、ベトナム税関総局（以下「GDVC」）のIT・統計局等の関連部局のメンバーとの間で、第2回技術移転研修で改変されたソフトウェアプログラムに関する品質評価、現行システム基盤のセキュリティ改善、2017年7月からの技術協力活動の報告書案に関する議論、ハードウェア更改の費用積算資料に関する質疑を行うと共に、今後の技術協力の在り方についても話し合われました。

これらの派遣は、プロジェクトの成果1「VNACCSの利活用をより強化するための今後の方向性の特定」のための17回目の短期専門家派遣であり、今回議論された結果を踏まえて、引き続き検討を行う予定です。