第5回 合同指導委員会(JSC)会議

2017年10月18日

2017年10月18日(水)に第5回合同指導委員会(Joint Steering Committee)(注)を開催しました。第5回目は、議長を務める建設省のKhanh副大臣からの挨拶から始まり、会議への参加者は、ベトナム側(建設省)が16名で、日本側(JICAベトナム事務所、日本大使館、専門家)が14名の合計30名でした。

第5回合同指導委員会では、2017年4月から2017年9月までの6ケ月間の進捗状況の説明、2016年10月から追加された成果1(品質管理)の「管理省庁・発注者用の品質監督検査要領(GLQI)」、成果2(安全・環境管理)の「標準安全・環境管理計画書(SPSEM)」と「管理省庁・発注者用の安全監督・環境管理検査要領(GLSEI)」、成果3(積算管理)の「直接工事費用積算ガイドライン(GLCE-2)」の説明・協議を実施し、これらの成果品も会議で合意を得られました。カウンターパートからも今後のスケジュール、プロジェクトの成果をどのように活かしていくかのロードマップを示しながら上記の成果1~3に加え、成果4技術評価、成果5契約管理についても説明がありました。プロジェクトが残り5ケ月程度になり、プロジェクト終了後のカウンターパートの計画も具体的になりつつあります。

(注)合同指導委員会(JSC)は、プロジェクトの進捗状況、重要事項やプロジェクトの円滑な実施に関わる決定事項や対策について協議を行なう場になっています。また、プロジェクトの進捗把握のため6ヶ月を目途に1度開催する予定です。

【画像】

第5回 合同指導委員会(JSC)会議の様子(中央右は建設省副大臣 Bui Pham Khanh氏)