地方4省において持続的森林管理計画研修が実施されました。

2022年1月13日

2021年12月下旬から2022年1月上旬にかけ、ホアビン省、ソンラ省、ラオカイ省、トゥエンクアン省のそれぞれにおいて、持続的森林管理(Sustainable Forest Management:SFM)計画研修が実施されました(ソンラ省はオンラインでの実施)。

SNRM2プロジェクトでは、各省において対象となる森林所有者の選定を進めてきましたが、今回の研修は、選定された森林所有者のSFM計画策定のためのキャパシティビルディングを目的としたものです。

事前にSFM計画策定にかかる各森林所有者や地方の関係部局の理解度などを調査(Capacity Needs Assessment)した上で、各森林所有者のニーズに対応した研修内容を準備し、また有効性の観点から可能な限り対面での研修を実施しました。

研修では活発な質疑応答や意見交換がなされ、特に持続的森林管理の推進と地域住民との調整をいかに図るかという観点からの質問や意見が多く出されたのは印象的でした。

2022年以降、SNRM2プロジェクトでは、地方における同計画の策定及び実施支援を予定しています。

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ホアビン省での研修の様子

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ソンラ省での研修の様子(オンライン)

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ラオカイ省での研修の様子

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トゥエンクアン省での研修の様子