省病院間でのDOHA・救急分野技術交換プログラムに参加

2008年11月20日

バックマイ病院プロジェクト(BSP*)の協力の下、バックマイ病院地域病院指導部(DOHA:Direction Office for Healthcare Activities)主催による「省病院におけるDOHA・救急医療活動の技術交換プログラム」が実施されました。BSPの優先省4病院のDOHA・救急担当スタッフに、ホアビン省病院スタッフも加わり、11月12日から3日間の日程で省病院(ホアビン省、ハーナム省及びニンビン省)を訪問しました。
写真写真それぞれの訪問先において、活動現場視察及び参加省病院による活動報告が行われ、双方向による経験の共有と意見交換を行い、最終日の報告会においては、このようなスタディーツアーとワークショップを組み合わせた企画は、これまでホアビン省病院とBSPの4優先省間では実施されたことはなく、非常に効果的なワークショップであったという感想が、どの参加省病院からも述べられました。ホアビン省病院としては、本プロジェクトの核となるDOHA活動を紹介することができ、さらにDOHAガイドブックのドラフト版を配布(平成21年3月完成予定)し、意見・コメントを聴取できたことも収穫でした。特にホアビン省病院が実施しているリファラル月例会議や省病院各科・郡病院スタッフをメンバーとしたDOHAネットワークについては、他省病院から活用したい旨の発言もあり、その有用性についてのコメントが得られたことは有意義でした。今回のツアーでは、活動報告や意見交換を通して各省病院の抱える課題等も含めて、お互いの経験・知見を共有することで省病院同士が補い合える関係をつくることが有効であることをバックマイ病院スタッフとともに確認したことが大きな成果であったと思います。

写真左:ホアビン省病院におけるワークショップ(説明する土井リーダー)
写真右:最終日ニンビン省病院での記念撮影

*BSP: The Bach Mai Hospital Project for Strengthening Training Capacity for Provincial hospitals(バックマイ病院地方医療人材研修能力強化プロジェクト)の略。ベトナム北部地域の医療サービスの質の向上を目標に、バックマイ病院による省病院対象の医療従事者研修の能力強化を図ることを目的とした、2006年10月から2009年10月の期間で活動中の技術協力プロジェクト。