ホアビン省総合病院の院内感染対策部による省・郡病院スタッフへの手術部位感染対策研修

2009年3月19日

3月19日から20日の2日間、ホアビン省総合病院の院内感染対策(NIC:Nosocomial Infection Control)部による省・郡病院の外科系担当スタッフを対象にした手術部位感染(SSI:Surgical Site Infection)対策研修が開催されました。ホアビン省病院とホアビン省内にある11の郡病院から担当の医師・看護師計32名が参加しました。このSSI研修は、昨年、バックマイ病院プロジェクト(BSP*)においてモデル省病院NIC担当者と外科系担当者に対して実施された研修を、研修に参加したホアビン省病院のスタッフが、ホアビンの省病院と郡病院の実情に合わせて立案し、実施されたものです。

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実習風景

研修を受講した担当者が省病院に戻り、現場の状況に応じて省病院と郡病院の担当者へその研修内容を伝えるという仕組みは、当プロジェクトの核としているDOHA*活動そのものであり、これらのDOHA活動を通して、バックマイ病院からホアビン省病院、ホアビン省病院から郡病院へ技術指導が行きわたることにより医療サービス全体の向上が期待されています。

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省・郡病院スタッフ一緒のグループワーク

この研修の後、ホアビン省病院は郡病院を訪問し、研修効果をモニタリングすることになっており、継続した指導が計画されています。

このような研修はSSI研修だけでなく、小児などの他の分野においても実施していく予定です。

*BSP:The Bach Mai Hospital Project for Strengthening Training Capacity for Provincial Hospital(バックマイ病院地方医療人材研修能力強化プロジェクト)

*DOHA:Direction Office for Healthcare Activitiesの略。地域医療指導活動と呼ばれる。保健医療分野の地域格差を是正するため、上位レベルの病院が下位レベルの病院に対して指導を行う活動。