水道公社の優先課題や目標を共有するための第2回ワークショップを開催

2018年6月8日

ザンビア政府は2030年までに都市部の給水率を100%にすることを目標としています。そのため、水道公社の健全な運営体制の確立のための運営計画や適切な技術力の保持・向上のための人材育成計画の確立が急務となっています。このような背景の下、JICAは2017年2月より「上水道運営維持管理能力強化プロジェクト」を実施しています。本プロジェクトは、1)水道公社の課題を抽出するための評価マニュアル作成、2)マニュアルを活用した課題抽出、3)課題解決のための中期事業計画および人材育成計画の策定—から構成されています。

これまでの活動

2017年8月:実施機関である水資源開発・衛生・環境開発省(水省:MWDSEP)、国家給水衛生委員会(NWASCO)は、対象4水道公社および専門家チームとともに、「水道公社評価マニュアル」を策定しました。
2017年9月~11月:本マニュアルを用いて各水道公社は自己評価を行い、課題を抽出しました。
2017年12月:同課題をワークショップで水省、NWASCOや各水道公社に共有しました。
2018年1月~3月:各水道公社は優先的に取り組む課題、課題解決の目標、達成目標を確認するための指標を決定しました。

今回の活動

2018年4月19日:第2回ワークショップがルサカで開催され、各水道公社(総裁、人事部長、技術部長、財務部長等)と、水省や他ドナー機関から関係者が参加しました。同ワークショップにおいては、各水道公社は、共通課題である無収水の改善、啓発活動の実施等、各水道公社の優先課題とその解決策や達成目標を確認するとともに、水道公社間で情報共有が図られました。
2018年4月18日および19日:ルサカにて各水道公社と専門家チームが課題解決の目標達成に向けた人材育成計画案および中期事業計画案の方向性や構成、計画の具体案について協議しました。

今後の予定

水道公社は、専門家チームの補助のもと、基礎データの収集や協議を重ね、詳細な人材育成計画および中期事業計画を作成していきます。2018年7月、人材育成計画と中期事業計画のドラフト版を各水道公社に共有するため、第3回ワークショップを開催する予定です。2018年10月に人材育成計画と中期事業計画の最終版を各水道公社の理事会に提出し、これらの計画に基づき各水道公社の事業が実施される予定です。

【画像】

第2回ワークショップにおいて、各水道公社から優先課題や目標について、他公社へ共有されました。

【画像】

第2回ワークショップにおいて、水道公社の共有内容について水省をはじめ出席者間で質疑、回答が行われました。

【画像】

各水道公社と専門家チームが中期事業計画および人材育成計画策定のための個別協議を行いました。