2011年度 第2回 中南米

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「ボアタルデ!」初めて学ぶポルトガル語、研修員さんが優しく教えてくれます。

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チリのクリスマスは夏なんだ!誕生日のお祝い方法など日本と違う体験もありました。

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ワークショップのロールプレイで役になりきって演じてくれた二人。

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研修員さんとの交流は忘れられない経験となりました。

11月26日(土)、JICA札幌にて“第二回 高校生国際協力プログラム2011”が開催され全道の高校11校から29名の高校生が集まりました。

今回のテーマは“中南米”。サッカーやカーニバル、遺跡のイメージの強い中南米ですが、日本との関わりも実はとても深いものでした。青年海外協力隊で歯科衛生士としてチリに行かれた原田晴子さん。そしてブラジル、パラグアイ、アルゼンチンの日系研修員さん11名が参加してくれました。

まずはブラジルの公用語であるポルトガル語で自己紹介、発音が難しく最初は苦戦していましたが、研修員さんに本場の発音を優しく教えてもらい名前や誕生日、行ってみたい国などをグループのメンバーとポルトガル語で話しをします。

チリの民族衣装を着て体験談を話してくれた原田さんをはじめ、研修員さんもそれぞれの国のサッカーユニフォームを着ていたり、中南米の雰囲気が出やすいよう写真やコインなど小道具を用意してくれていました。とても優しく穏やかに受け答えてくれる研修員さんとの交流の時間は、英語圏以外の方と関わる機会の少ない高校生にとって貴重な経験になったようです。

ワークショップ『ホンジュラスのホセ君の気持ち』では、靴磨きをしながら生活している10歳のホセ君と青年海外協力隊員との関わりを通して、参加者一人一人が自分だったらどうするのかということを感情移入して話し合いました。

「自分だったらホセ君に声を掛けるかどうか」という話し合いでは、

  • ホセ君1人を助けるわけにはいかないから声はかけない
  • 声をかけることはホセ君も悲しませるし、自分自身も辛くなる
  • ホセ君の一生を面倒みることができない

という意見、

  • どうしていいかわからない
  • 何もできないかもしれない

という声、

  • ほってはおけない
  • 一度だけだとしても一緒にご飯を食べた思い出はホセ君の中にも残る
  • 一緒にサッカーをする
  • ホセ君と似た境遇の子達を集めて青空教室を開く

など活発に意見が交流しました。

自分自身が遭遇し得る場面、そして求められる判断と行動について、かなり具体的に考えることができたのではないでしょうか。そして同じ世界を生きている一人として、自分自身の行動を見つめ直すきっかけにもなったようです。

高校生プログラムは『国際協力』に関心のある高校生が集まっているため、高校生同士の意見交流はとても重要な意味をもちます。

アンケートにも

  • 「同じ高校生なのにすごく考えている人がいて勉強になった」
  • 「いろんな人の意見を聞いて自分にはもっと想像力が必要と思った」
  • 「自分以外にも国際協力についてすごく考えている人たちの話しを聞けて貴重な経験になった。」

という声がありました。

次回の第三回高校生国際協力プログラムは1月12日〜13日、テーマ『アジア』を切り口に国際協力について考えていきます。たくさんのご応募お待ちしています。