2015年度 第1回 夏の入門編「国際協力ってなんだろう?」

2015年9月14日

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去る8月5日(水)、JICA北海道に国際協力に興味を持つ中・高校生31名が集まりました。JICA北海道では毎年、高校生を対象としたプログラムを開催しており、今回のテーマは「国際協力ってなんだろう?」。「国際協力に関心はあるけど、どんなことをしているのか具体的に知らない」という高校生を対象とした【入門編】を実施しました。

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最初は、「なぜ日本が国際協力をしているのか?」という説明からスタート。高校生からは、国際協力について「相手国の発展を手助けするだけでなく、それによって日本も成長できるということがわかった」「国際協力は遠くで起きていることのように思っていたが、こんな身近な場所で活動されている方がいることに驚いた」という声が聞かれました。

お話を聞いたあとは、実際に自分たちで考えて意見を出し合うワークショップの時間です。様々な学校から参加している同年代の高校生とチームを組み、「このグループでタイの旅行中にある看板に出会います…」という設定の中で「援助」のあり方を考えます。募金をするか、しないか。どんな援助のあり方が良いのか。様々な意見が飛び交いました。「募金など本当に少しの協力だけでも貧しい国の方々の人生を大きく変えられることがわかった」「同じ国の人でも意見や思考が違うのだから、異国の人と意見や思考が違うのも納得できた」というワークショップへの感想と共に、「自分とは違う色々な意見がたくさんあって面白いと思った」「違う学校の人と話し合うことで、自分にはなかった考えを聞くことができた」という感想も聞かれ、同年代で意見を出し合うことの楽しさや重要性も感じたようです。

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「具体的にどんな活動をしているのか知ることができて良かった」と好評だったのが、最後に行った青年海外協力隊の体験談発表です。ザンビアに理数科教師として派遣されていた阿部さんは、動画やたくさんの写真を用いて現地での様子を紹介してくれました。世界三大瀑布として有名な"ビクトリアの滝"や野生動物をたくさん見ることができる"サファリクルーズ"の紹介の他、教育現場で見てきた進学率の低さや平均寿命の低さなども紹介。「貧しい国がたくさんある、というのは知っていたが、その国でどのように暮らしているか、その国の現状や問題点はなにか、よく知ることができた」「ザンビアなどの国では自分たちにはわからないような出来事が、今も起きていることにとても驚いた」という感想の他、「私は普段当たり前のように生活しているが、すごく恵まれていることに改めて感謝しなければと思った」という日本での生活を振り返る感想も聞かれました。

今回参加してくれた道内の高校生のみなさん、そして高校生の中でも立派に意見を発言してくれた中学生のみなさん、ありがとうございました!この経験がみなさんの国際理解を深め、また将来につながるヒントに少しでもなれば嬉しく思います。

また、JICA北海道では12月に高校生国際協力体験プログラム【ステップアップ編】を予定しています。「同年代と国際協力について語り合いたい!」「さらに学びを深めたい!」という方のご参加を、スタッフ一同楽しみにお待ちしております!

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