2016年度 第1回 夏の入門編 青年海外協力隊になりきりました!

2016年8月3日

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JICA北海道館内の展示でも青年海外協力隊を学びました

8月3日、JICA北海道(札幌)で、国際協力に関心のある中・高校生を対象とした「高校生国際協力体験プログラム」が開催されました。JICA北海道では、高校生向けに毎年このようなプログラムを開催しており、今年のテーマは「青年海外協力隊になりきってみませんか?」でした。

プログラムが開始されると、道内から集まった22名の学生さんたちはまず、JICAがどのような活動をしているのか、ODA(政府開発援助)とは何か、など国際協力に係る基礎的な内容を学びました。続いて、青年海外協力隊員としてウガンダで理数科教師として活動していた樋口さんの体験談を聞き、「普段聞くことのない協力隊員の生の声を聞くことができ、貴重な経験になった」と感心されていた様子でした。

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グループ内でバーン村開発についてディスカッション

そして、本プログラムのメイン企画である青年海外協力隊を疑似体験するワークショップ「なりきり協力隊」に臨みました。協力隊としてタイのバーン村に配属されることになった想定で、村のニーズに目を向け、どのような目標をもってどのような活動を実施していくべきかなどのコミュニティ開発に関する議論を行いました。グループごとに行われたブレーンストーミングでは、「村民の雇用環境改善を図るためにはまずタイ語を使うことができなければならない。教育を重視した政策が推進されるべきではないか」、「村民の命を守るためには水道や電気、道路などのインフラを整えることの方がより重要ではないか」といった意見が出され、コミュニティ開発の活動計画作りに頭を捻る様子が印象的でした。また、開発政策そのものを実施するだけでなく、それらを支援するための法律の制定を政府に打診することは可能なのかどうか、JICA職員に自発的に質問する姿も見られました。

本プログラムを通し、「青年海外協力隊の体験談を聞きより身近に感じ、国際協力に一層興味を持つことができました」、「援助を実施する際に、それが持続可能な援助であるか否か、また、自助努力の概念を満たしているか否かが重要であるとわかった」といった声が聞かれました。また、「日本は恵まれていると思った」との感想も見られ、国際協力に対する理解を深められたようです。参加していただいた道内の中・高校生の皆さん、お疲れさまでした。

JICA北海道では1月上旬に1泊2日で高校生国際協力体験プログラム−冬のステップアップ編−を開催する予定です。今回の学びを更に深めたいと考えている方はもちろん、次回も多くの参加をお待ちしています!

(報告:立命館大学インターン 岡本浩明)