課題別研修「総合的な廃棄物管理全般(A)」コース

2017年7月28日

〜ごみ問題解決に向けた研修員と協力隊の連携を目指して〜

2017年7月、札幌市の取組を始め日本の廃棄物処理を学ぶ研修が終了しました。コスタリカ、キューバ、ドミニカ共和国、パナマ、グアテマラ、エルサルバドルから来道した研修員8名は、日本を参考に自国での適切な廃棄物処理に向けたアクションプランを作成しました。

ごみ問題への取り組みは、JICAが途上国に派遣している青年海外協力隊(以下、「JOCV」)やシニア海外ボランティア(以下、「SV」)が多く活躍する分野の一つでもあります。日本で専門分野について学んで帰国した研修員とJOCVやSVが協力しあえれば、お互いの活動がより活性化されることになります。
JOCVやSVと研修員が現地で連携できる環境を整えるためには、まずは研修員にJOCVやSVについて知ってもらうことが必要です。そこで、この研修では、環境教育分野の技術顧問(注1)である三好直子先生と技術補完研修(注2)を担当する特定非営利法人「里山を考える会」の向井候太氏に、協力隊の活動について紹介してもらうワークショップを実施しました。
ワークショップでは、JOCV経験者から活動事例を紹介してもらいました。活動を紹介したうちの1人で今はJICA北海道(札幌)の職員として勤めるJOCV経験者は、帰国研修員がいたことで周囲のJOCVへの理解も深まり、活動が進めやすかったそうです。

研修員からは、どうしたら日本からJOCVやSVを派遣してもらえるのかといった質問も出て、この研修を通じて、JICAボランティアの活動について理解を深めてもらうことができました。


※注1:技術顧問制度
隊員が協力活動中に技術上の問題で困難な問題に直面した場合などにアドバイスを頂けるよう、各分野で派遣国の技術について精通している専門の方々を技術顧問として委嘱している。
※注2:技術補完研修
受入国からの要請内容に的確に対応するため、その協力活動の分野において必要とされる実務的な技術・技能などの向上を図るための研修。

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