2018年8月16日
7月29日(日)に札幌国際プラザにて、活動を終えて帰国した道産子ボランティアの帰国報告会を開催いたしました。
帰国報告者は青年海外協力隊3名、シニア海外ボランティア1名の計4名。
職種も派遣国も異なるボランティアの方たちが各国の民族衣装を着て報告してくださいました。
当日は約40名の方々にご来場いただき、充実した3時間となりました。
昔は自分は日本から出ないタイプだと思っていた、と語ってくれた沢井さん。ウズベキスタンの文化や人柄について丁寧に説明していただきました。
また、派遣されていた高校で生徒さんに「人生とは」と問われたお話をはじめ、実際にウズベキスタンで日本語を学んでいる学生さんたちの様子も動画で紹介してくださいました。
ウズベキスタンの魅力を熱心に説明される沢井さん
たくさんの写真とともにエジプトの魅力を発信してくださった土棟さん。実際に行かないと見られない生活感あふれる街の様子や道端の羊の群れなど、日本ではなかなか見られないものばかりでした。
活動では情操教育に取り組み、活動開始前と後の子供たちの様子を動画を使ってわかりやすく説明していただきました。
また、イスラム圏に住む日本人として注意すべき服装についてなどもお話してくださいました。
参加者の方に質問したりと、会場を和ませながら発表してくれた土棟さん
参加者のみなさんへ実際にミニ実験を紹介してくださった永田さん。ラオスでは動画やインターネットを活用した物理実験授業のほかにも、「サイエンスキャラバン」という名でラオス全土を巡回し、子どもたちに理科実験をしてまわったそうです。体調管理やラオス語が難しく苦労されたようですが、最後にはラオスでよかったとお話されていました。
現地で始めた新たなチャレンジなども話してくれた永田さん
帰国後してまだちょうど一か月で今回帰国報告をしてくださった白川さん。カメルーンに行って感じた体験から、「できること、自分にしかできないこと」を探してキノコ栽培にたどり着いた現地での葛藤や普及に至るまでの苦労をお話してくださいました。ボランティアの経験を活かして報告会の翌日にはアフリカへ再び戻るという中での帰国報告でした。
活動での心境の変化を赤裸々に語ってくれた白川さん
また、それぞれの帰国報告者が活動での思い出の品を持参してくださり、休憩時間には参加者の皆さんと派遣国や活動の話を楽しんでいました。
活動の思い出の品を持参していただきました
JICAボランティアの2018年度秋募集は10月から始まります。ぜひJICAボランティアホームページをご覧ください。