旭川「国際理解ワークショップを体験しよう!」を開催しました

2018年10月17日

2018年10月8日月曜日、フィール旭川7階にて「国際理解指導者研修(入門編)」を開催しました。「国際理解ワークショップを体験しよう!」と題したこの研修には、旭川市を中心に5市町から30名が参加しました。

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                      貿易ゲーム
 
 

楽しみながら、深く学ぶ

会場には10代から60代までの幅広い年齢層の方たちが顔を合わせ、少し緊張気味の様子。しかしアイスブレイキング・ゲームで自己紹介をすると、一気に全体の距離が縮みました。
プログラムは、最初に世界の格差を疑似体験できる「貿易ゲーム」、昼休憩をはさんで2017年度JICA教師海外研修に参加した近文第一小学校教諭、廣川貴志先生による「すごろくで旅するマレーシア」、最後にJICA開発教育アドバイザー塚田初美先生による講義「国際理解教育で伝えたいこと」を行いました。

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                    すごろくで旅するマレーシア

 
 
朝から夕方までの長時間プログラムでしたが、ワークショップ中は会場に時折歓声が響き、参加者の皆さんは最後まで意欲的に参加されていました。また、各ワークショップ後の塚田先生による「ふりかえり」では、次々と意見が出て、ワークの内容も深められました。
貿易ゲームでは「世界の仕組みをより身近に感じられるようになった」「開発途上国の苦労やもどかしさを疑似体験できた」、すごろくでは「普段は馴染みない国の文化や生活を知ることが出来た」との声が聞かれました。
また講義では「国際教育、国際理解教育、ESD,SDGsまでの流れについて参考になった。SDGsの目標がよくわかった。」との感想をいただきました。

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                    塚田初美先生による講義

 
 
3連休の最終日という貴重な時間を、この研修に参加して下さった皆様、本当に有難うございました。JICA北海道では今後も国際理解教育に関わるイベントを開催予定です。是非、お気軽にご参加ください!