(旭川市出身!青年海外協力隊帰国報告会)
2018年10月26日
2018年10月21日日曜日、フィール旭川7階にて旭川市から青年海外協力隊として派遣された2名の隊員の帰国報告会を行いました。会場には35名の方々にご来場いただき、実物や映像を交えながらの報告に、驚いたり感心したりしながら聞き入っていました。
ザンビアにコミュニティ開発隊員として派遣された古茂田紫乃さんは、現地では住居や水道、電気など、日本とは全く違う環境だったそうです。しかし「なぜ日本はあんなに整った環境なんだろう」と逆の発想で、現地の生活に馴染んでいったそうです。専門分野ではない農業分野に果敢に挑戦したことや、現地の人と何度も話し合い、協力することの大切さについて語ってくださいました。
ザンビアでの活動報告をした古茂田さん
パプアニューギニアに感染症・エイズ対策隊員として派遣された高野さんは、蚊を媒介として感染する病気「マラリア」を予防・啓発するため、マラリア撲滅ソングを作曲。自ら現地のミュージシャンに交渉し、地元マスコミにも取り上げられたそうです。戦時中、日本軍の基地があった「ラバウル」についても触れ、日本とパプアニューギニアの繋がりを改めて気付かされる報告でした。
パプアニューギニアの活動報告をした高野さん
会場には古茂田さんからアフリカ土産のお茶が振る舞われたほか、お二人が持参した現地の思い出の品を展示しました。
古茂田さんはザンビア名物の食べ物を紹介。現地の子供が売っているという干物には、参加者の皆さんも興味津々。写真を撮る人が続出しました。高野さんはパプアニューギニアの写真や衣装などを紹介。真っ青な海や、部族ごとに違う民族衣装など、パプアニューギニアの魅力が存分に伝わるものでした。
ザンビアの珍しい干物を展示
青い海が広がるパプアニューギニアの写真
カラフルなパプアニューギニアの雑貨たち
青年海外協力隊を始めとするJICAボランティアは11月1日まで秋募集を行っています。詳しくはJICAボランティアのホームページをご覧ください。