2018年11月30日
JICA北海道では、国際理解教育の担い手を増やしていくために、「国際理解教育指導者研修」を行っています。
国際理解教育の初心者から参加できる入門編、実際に教材分析や教材の作成を体験する実践編、そして出来上がった教材を体験し分析する共有編の3ステップで、毎年様々なプログラムをご用意しています。
2018年度は、【入門編】を10月7日に、【実践編】を11月24日に実施。そして【共有編】は2月23日を予定しています。たくさんのご参加お待ちしています!!
貿易ゲームを体験!
10月に行われた【入門編】では、小中学校教員・大学生・一般の皆様合わせて38名の参加があり、皆で一緒にSDGsについて学びました。サブタイトルに~新・貿易ゲームや授業実践から学ぶ伝え方~ を掲げ、シミュレーション教材で有名な『貿易ゲーム』や地球ひろば体験を通して、SDGsそのものについての学びを深めました。その後、SDGsをどのように伝えていったらよいのか、意見を出し合いながら、SDGsの伝え手となるべく研修を深めました。
SDGsを伝えるために・・・
11月に行われた【実践編】では、日本語教師の方々や小中学校の先生たちが18名集まり、国際理解教育の指導案作りにチャレンジしました。授業で使える参加型の手法はどのようなものがあるのか体験した後、実際に青年海外協力隊のOGより教材を提供していただき、それを使ってグループで模擬授業を作りました。
参加型手法の体験
講師の先生からアドバイスをいただきながら、国際理解教育の授業を通して子どもたちにどんなことが伝えられるか、SDGsについて伝えるにはどんな方法があるか・・・。皆で考え充実した研修をすることが出来ました。次は2月23日【共有編】です。1月に教師海外研修で7名の先生方がスリランカを訪れます。その際に収集した教材を使って授業を作ります。一緒に国際理解教育について話してみませんか?たくさんの皆様のご参加をお待ちしています!
熱い思いを語り合いました