2019年1月24日
1月19日(土)、JICA北海道に隣接する札幌国際交流館ライラックホールにて行われたイベント「お正月を楽しもう!」に、JICA長期研修員が参加しました。今回の参加者は、南米パラグアイ、ブラジル、アルゼンチンの日系研修員のみなさん、そしてアジアからはフィリピンの研修員、計6名です。
「よいっしょ!」
毎年実施されているこのお正月イベント。実際にお餅つきの体験や晴着を着用することができるため、参加する外国人研修員は心待ちにしていたようで、集合時間前に全員が集まりました。会場が近づくと、炊き立てのもち米のいい匂いが・・・。さっそく餅つきから体験します。「よいしょ!」の掛け声に合わせて、杵を振り上げます。つきたいところに杵を振り落すのは、見ているより難しい!自然と笑顔になる研修員の皆さん。動きのある記念写真を撮る皆さんもタイミングが難しい!との声。それぞれが一生懸命です。
「お名前は?」即席交流会
ついたお餅は、その場でお汁粉にして「いただきます!」。日系研修員の皆さんは、お汁粉は大好き、とのことで、ペロリと完食です。お隣の席には、地元の小学生が座り、英語でコミュニケーション。「お名前は?」「国はどこですか?」「何才ですか?」南米の皆さんは、英語話者ではなかったのですが、丁寧に質問に答えてくれていました。小学生の2人は、ちょっと恥ずかしかったのか、少し照れた様子でしした。
とっても素敵に着付けてくださいました。
お餅つきの後は、楽しみにしていた着付け体験。みなさん、浴衣を着たことはありますが、晴着は初めて。着る前の晴着を見るだけで、テンションアップ!着付けを担当してくださった市民ボランティアのみなさんによって、丁寧かつ綺麗に着付けが進んでいきます。髪結いもしていただいて、とても素敵な着物姿になりました。
参加者6名で記念撮影。みなさん、良い笑顔!
和室に移動して、互いにスマホで記念撮影会が始まりました。「SNSのプロフィール写真にする!」と何枚も撮影する研修員も。今回の着物が気に入って、「帰国前に手に入れたい。」と購入できる店を教えてほしいと、ボランティアさんに尋ねる一幕も。みなさん、日本文化を堪能し、とても良い思い出ができた一日となりました。