フェアトレード×ファッション!「ザ・トゥルー・コスト」上映会終了

2019年5月28日

【画像】5月は、JICA北海道(札幌)内のレストラン地球こうさてんのリニューアル1周年記念であり、フェアトレード月間でもあります。
5月25日(土)は、地球こうさてんのカフェタイムを利用し、フェアトレード×ファッション!と題して映画「ザ・トゥルー・コスト」上映会を行いました。
札幌は30度という猛暑日であったにも関わらず、41名の方にご参加いただきました。

大量生産・大量消費による様々な問題を知る。

【画像】映画「ザ・トゥルー・コスト」は、2015年にアメリカで制作された映画です。
経済成長が進み、衣料品に関わる企業の競争も激化する中、企業も消費者も「より安く」製品を求めるようになりました。
この映画では、「より安く、より手軽に」手に入れることのできるファッションの流れを『ファストファッション』と称し、「安さ」を追求した結果、先進国の大量消費と途上国での深刻な環境問題や労働問題が表裏一体であることを訴えかけます。

映画終了後は、プチフェアトレードトークという事で「ほっかいどうピーストレード」の東さんを招き、フェアトレードの取り組みについてお話いただきました。
またトーク中は、参加者の皆様に「ほっかいどうピーストレード」で取り扱う、おいしいマウベシコーヒーをご賞味いただきました。

札幌市がフェアトレードタウンに!

現在、私たちは欲しい物や食べたいものを安く簡単に手に入れることができます。
そのせいか、私たちは買い物をする際、その製品が「どこの誰からどのようにして」私たちの手元に届いているのか考える事は少ないように思います。
いま、エシカル(=倫理的な)という言葉を聞く機会が少しずつ増えていますが、エシカルな買い物—つまり、地球や人に優しい買い物を心がけることはとても大切なことだと思います。

札幌市は、6月1日付で途上国の産品を適正な価格で取引するフェアトレードをまちぐるみで推進する「フェアトレードタウン」に認定され、同日札幌市役所にて認定記念式典も行われます。
これからますます盛り上がるフェアトレード、ぜひ一度ふれてみてはいかがでしょうか?