SDGsクリエイティブアワード、JICA特別賞は大学生が受賞!2019年度副賞ツアーの新作動画も発表!

2020年3月11日

2019年度で2回目の開催となるSDGs啓発ショートムービー・コンテスト、「SDGsクリエイティブアワード」の受賞作品が発表されました。今年のJICA特別賞は、成澤あゆみさん(法政大学3年生)の作品「Well-being ~幸せな世界~」に贈られました。
また、第1回でJICA特別賞を受賞した高校生のチームが、副賞ツアーで新作動画を発表しました。

カンボジアでの体験を動画に

「第2回SDGsクリエイティブアワード」でJICA特別賞を受賞した作品は、法政大学現代福祉学部スポーツ健康学部の皆さんがカンボジアで行った活動の様子を生き生きと伝える3分間の動画です。
日本から持参した中古の靴を障害を持つ子どもたちにプレゼントしてスポーツ企画を実施する様子は、青年海外協力隊を彷彿とさせます。JICAが推進する「スポーツと開発」にもつながる活動であり、東京オリンピック・パラリンピックを控えてとてもタイムリーな動画である点も高く評価されました。
JICA特別賞では昨年度に引き続き、副賞として、北海道の国際協力の現場を視察する取材ツアーをご提供したいと考えています。カンボジアでの経験を活かした、魅力的な新作動画を楽しみにしています!

晃華学園高校1年生が、滝川市でJICAの国際協力を取材!

2018年度の「第1回SDGsクリエイティブアワード」でJICA特別賞を受賞したのは、私立晃華学園中学・高等学校(東京都)の高校1年生7名のチーム、"GALAXY(ギャラクシー)"。
2019年8月、副賞の取材ツアーに参加し、北海道滝川市でモザンビーク人が参加した農業の研修に同行してもらいました。モザンビークの農業普及員たちが、日本の農協の仕組みや高い農業技術を学ぶ研修の様子を見て、雄大な自然と豊かな農業資源、市民のみなさんの温かなおもてなし、ポルトガル語を話すモザンビーク人たちとの交流など、たくさんの刺激を受けた高校生たち。「そもそもこういう協力が日本国内で行われていることを知らなかった。私たちの動画で、もっと多くの人にJICAの取り組みを伝えたい」、「ネットで知っていたことも実際に現地の人から聞くとより鮮やかに伝わる」、「SDGsで謳われている『誰ひとり取り残さない』はとても大事なことだし、取材を通してSDGsをより深く知りたいと思った」など素直な感想をたくさん残してくれました。
密度の濃い3泊4日の取材を経て、"GALAXY"のメンバーが制作した新しい動画をご覧ください!
                               (文責:JICA北海道 市民参加協力課 野吾奈穂子)

第2回JICA特別賞受賞作品

第1回JICA特別賞副賞ツアー作品