ラオスと高知 私たちのラオス学校建設活動

【画像】山崎 優、野村奈央、山崎千聡、坂下 凛、佐藤 翠、藤田幸子、日浦彩花

高知市立高知商業高等学校
山崎 優、野村奈央、山崎千聡、坂下 凛、佐藤 翠、藤田幸子、日浦彩花

6校目の新しい小学校の完成

  2007年3月新しい6校目の小学校がポンミータイ村に完成したという報告が入りました。
そして夏、私たちは新しい小学校を自分の目でみたくて、ラオスに旅立ちました。
実際に目にする小学校。
ラオスの風景と溶け合った美しい校舎が私たちを待っていました。
昨年は、草がぼうぼうで、でこぼこだった場所を村人たちがボランティアで整地したと聞きました。
それほどまでに村人たちは学校を必要としているということが伝わってきました。
新しい小学校は、村人、ラオスビエンチャン県庁そして高知の人々、みんなの力を合わせて完成しました。

  この6校目の建設資金を私たちがどうやって集めてきたと思いますか?
そのキーワードが、これ「エコバッグ」です。

なぜエコバッグなのか

  「ラオスに学校を建てる活動なのに、なぜエコバッグなの?」と思われた人もいると思います。
私たちは「ラオス学校建設活動は、高知とラオス両方の発展につながる活動をしたい」と考えたことがきっかけです。地域での販売活動をさらに発展させて、このエコバッグの活動は3年目を迎えました。

1年目は、ラオスの織物を利用したエコバッグをつくりました。
2年目は、ラオスでの生産依頼 フェアトレードに挑戦しました。

3年目の今年、調査と失敗を繰り返し、決定したのが間伐材の利用です。高知では、山の木々を立派に育てるために必要な間伐が不十分です。そのため山は放置され、保水力を失い、がけ崩れ等の環境問題につながることが警告されています。原因は、間伐を行う費用が高いことと、切り出した間伐材も売れないためです。そこで私たちは、間伐材を利用し、市場に流通させることで、間伐推進を行うことができないかと考えたのです。
  しかし高校生だけで間伐材を加工して商品に活かすことは無理でした。今振り返ると、私たちが考えた「間伐材を利用してエコバッグをつくる」このことにどれだけの人が協力してくれたことでしょうか。
まず、高知県中央西林業事務所の福留さんにアドバイスをいただきました。実際に間伐材を製品レベルまで引き上げるために協力していただいたのは、さいとう工芸の斉藤さんでした。
バック本体は、ラオスにあるラオコットン社に生産依頼をします。ラオコットン社のマネージメントを担当するボリボンさんからは、「数が少なくてもいろいろなバリエーションを製作することは、ラオコットン社の技術力アップにもつながります。少なくてもかまわないからどんどん注文してね。」との言葉をいただきました。このことによってラオスの技術発展につながることがわかりました。
ラオスの人たち、そして間伐問題に取り組む高知の方々を巻き込んで,新商品が完成しました!

  このマークをご覧下さい。これは,今年新しく設立した「エコブランドLAOKOCHI」のロゴマークです。グラフィックデザインを学ぶ専門学校生のみなさんに協力していただき完成しました。
「間伐材を利用した新商品を発表したい。」
「高知とラオス、どちらもがアピールできるものにしたい。」
私たちの思いを込めて、国際協力、環境、地域振興をプロデュースするエコバッグであることがイメージできるロゴマークとなりました。このロゴマークの完成とともに、私たちのやる気もさらに大きくアップです。

  平成19年11月10日、高知市長も参加するなか、私たちは新商品の発表を行ないました。間伐材を利用したエコバッグは全て完売という嬉しい結果。この結果から、間伐材を利用したこのエコバッグに、ビジネスチャンスがあることがわかりました。そして、このチャンスは環境対策そしてラオス学校建設活動につながっているのです。

私たちのラオス学校建設活動

はじめてラオス学校建設活動に関わった1年生の感想
 
生徒会執行部1年藤田幸子です。はじめてのラオスは、ただただ感動の連続でした。建設された小学校での交流では、ラオスの子供たちだけでなく、先生そして村人たちも集まって、みんなで運動会をして思いっきり楽しみました。そこで私は、物の豊かな日本では失われていく地域の結束や人々の温かな笑顔という宝をたくさんラオスからもらったと感じました。これが私たちの国際協力活動です。

ラオスを2回訪問した2年生の感想
 
2年 野村奈央です。私たち高校生の力だけでは、間伐材とラオスの織物を利用したエコバッグは完成していません。ラオスでは、ラオコットン社の方々が、高知では、森林局や商店街の方々が親身にアドバイスしてくれました。そしてわかったこと、私たち高校生でも地域や社会の人々に働きかけることで世界を変えることができるということです。今回の間伐材企画でラオスと高知が結び付いていることがわかりました。これが私たちの環境対策です。

最後に、外国に行かないと国際協力は出来ないのでしょうか?私たちの仲間の言葉に耳を傾けて下さい。
  
同じく2年山崎千聡です。私は、ラオスに行ったことはありません。ラオスに行きたくとも行けなかった事情があったからです。友達がラオスに行っている間、ラオスそして世界を、高知の人たちに伝えることができるイベントを企画し、中心商店街のアーケードでイベントを開催するため商店街のみなさんと一緒に話し合いを重ねました。これが今、私のできることだからと頑張りました。現在、イベントも無事大成功に終わった今、帰国した仲間が話すラオスの子供たちと高知で活動する私たちの取り組みがつながっていることを、自信を持って私は感じることができます。国際協力は、高知にいてもできます。高知のことが好きだから、一歩一歩前に進むことができるのです。これが私たちの地域振興です。


「国際協力+環境対策+地域振興」
これが、私たちのラオス学校建設活動です。
いま、高知の人々の笑顔とラオスの子どもたちの笑顔が、重なります。
 

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6校目ポンミータイ小学校

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新しい小学校にあるプレート

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新しい小学校での交流

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ラオスでのエコバック打ち合わせ

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間伐材の打ち合わせ

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はりまやストリートフェスティバルにて

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文化祭にて

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2代目エコバック

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はりまやストリートフェスティバル お客さんの質問にも答えます その1

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はりまやストリートフェスティバル お客さんの質問にも答えます その2

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これがLAOKOCHIのロゴマークです

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2代目エコバック

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2代目エコバック タグ

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ラオスでの運動会

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ラオスの子どもたち