【ボランティア事業】香川県と高知県のJICAボランティア3名が表敬訪問しました

2017年3月1日

【香川】左から丸岡さん、森さん、横山市長

【高知】いの町訪問(右から3番目 森さん)

 青年海外協力隊として活躍した香川県と高知県の隊員が帰国の報告のために、それぞれの出身地の市長や県庁を表敬訪問をしました。

 香川県では、丸岡猛志さん(派遣国:モンゴル 職種:花き栽培)と森佑一さん(派遣国:ヨルダン 職種:環境教育)が2月16日と17日に香川県庁、香川県議会、そして三豊市へ帰国の挨拶のため表敬訪問をしました。
 森さんは「ゴミ捨てイベントを重ねることでゴミが落ちている事に対しての意識の変化が少しずつ見えた時にはやりがいを覚えた」と語り、丸岡さんは「木を100万本植えるという国の活動の際には所属校で1万本植えることに取り組み、国から表彰された」と成果を紹介しました。

 2人の出身地、三豊市の横山市長からは「お二人の話は固定概念が覆される。ぜひ市民の人にも多様な価値観を広めてほしい」と更なる期待の言葉をいただきました。今後、森さんはヨルダンでの難民支援NGOの方々との出会いから平和構築の分野への関心が膨らみ今後は大学院にて勉強される予定です。丸岡さんは県内の企業で働きながら様々な場で協力隊の経験を香川へ地域還元したいと今後の意気込みを語ってくれました。

 高知県では2017年2月22日、森温子さん(派遣国:フィジー 職種:栄養士)が、高知県文化生活部の高橋慎一副部長と、いの町の池田牧子市長を表敬訪問し、帰国の報告をしました。
 森さんは、2015年1月からフィジーの国家食糧栄養センターにて、住民の生活習慣病対策のための活動を行いました。
「日本人とはもともとの体のつくりが違います。とはいえ、これまでの伝統的な食事ではなく、スナック菓子等、手軽に食べられる輸入品が出回り食習慣に変化があり、現在では3分の1が肥満傾向にあり、健康への意識も高まってきています。しかし生活習慣をすぐに変えることは難しく、ウォーキングを取り入れた運動プログラムを推奨したり、小学校等で栄養改善のワークショップを実施したりしました。また、フィジーで通常行われている受け身の授業とは違い、ゲームや対話を取り入れた成果もあり、授業の終わりには子どもたちに変化が見られて、嬉しかったです。また、何か問題があってもフィジーの人は高知の人みたいに陽気でフレンドリーだったので、彼らに笑顔で『大丈夫』と言われると、『大丈夫』な気がして、乗り越えられました。」と、二年間の活動の感想を聞くことができました。
「それでは、逆に日本に馴染めないのでは?」とさらに突っ込んだご質問には、「高知にいるので大丈夫です。」と回答され、笑いが起こりました。このように終始和やかな雰囲気で、表敬訪問を終了しました。

今後も派遣国での経験をふまえ、それぞれの故郷の地でご活躍されることを期待しております。