「教育の質の改善(長期研修)」コースの研修員、ラバキさんとアプレさんがパプアニューギニアから無事来日しました!

2016年4月22日

【画像】徳島県の鳴門教育大学に、パプアニューギニアから2名の研修員さんが来日し、4月6日の入学式に参加しました。この研修は、同国の新カリキュラムに応じた教科書の開発、教材や指導法の改善のために、教育省内でリーダーとして活躍できる人材の育成を目指しています。
長期研修員として来日した彼らは同大学で2年間に渡り研究に取り組みます。

ラバキさんからのメッセージを紹介します。

ラバキさん(左)とアプレさん(右)

「Oi Namo(現地のモツ語で「こんにちは」の意味)」パプアニューギニアから来たラバキです。(写真:左)
私の国は西太平洋に位置し、1975年にオーストラリアから独立しました。人々は800以上の部族語を話し、今も言語学者によって新しい部族語が発見されています。現在の人口は7,793,533人と言われていますが、山岳地帯、離れ離れの環礁の島々、湿地帯等で構成されている地理的・地勢的な理由から、恐らく正確な統計数ではないでしょう。幸せなことに、我が国にははっきりとした雨季と乾季があります。海はたくさんの海洋動植物で溢れています。パプアニューギニアの国鳥は極楽鳥(フウチョウ科)という鳥で、国旗にも描かれています。
パプアニューギニアの人々はスポーツが好きですが、とりわけラグビーが大好きです。私たちは英語、ピジン英語、そして既に述べた800以上の部族語のひとつであるモツ語を話します。私たちの国はメラニシア諸国に属していますが、長い歴史の中で多様な文化や伝統が育まれ、ひとつの国の中にとてもたくさんの部族が存在しています。それゆえに、パプアニューギニアは「予想のつかない土地」なのです。

■自己紹介■
私の好きな食べ物は「nikiniki」(サゴヤシのデンプンで作ったお粥〜材料は熟れた料理用バナナ、サゴ、ココナツミルク、魚〜)です。趣味は様々なテーマのノンフィクションを読んだり、ナショナルジオグラフィックやディスカバリーチャンネルなどのテレビ番組を見ること、またタイ料理を作ることも好きです。

■日本の印象■
日本の文化や歴史は、国民の間にお互いを尊重し、自然を愛し将来の世代に引き継いでいくという考え方の強固な礎を作りました。私が日本で体験することは、良識的で、整理された、透明性の高いかたちで、健全で、これまでとは違った物の見方や考え方を通じて、私の国に新たな変化をもたらすことになると思います。JICAの研修を通じて日本で学ぶ私たちは、個々人が何故日本で学ぶのかという本質的な価値観を自らの中で確立させることがとても大切です。私たちは、研修の目的を満たし、日本で学び高めた知識や技術で、自分たちの母国を発展させることが出来るようにならなければなりません。
 Tankiu bada herea!!(モツ語で「本当にありがとうございます」の意味)

アプレさんからのメッセージを紹介します。

「Helo!!(ピジン語で「こんにちは」の意味)」パプアニューギニアから来たアプレです〜(写真:右)
パプアニューギニアは、ニューギニア島の東半分とその沖合のメラネシアの島々からなる、太平洋の南西地域、オーストラリアの北に位置するオセアニアの国のひとつです。首都は南東海岸部沿いにあるポートモレスビーです。ニューギニア島の西半分はインドネシアのパプア州と西パプア州となります。

■自己紹介■
私の好きな食べ物は"mumu"と呼ばれる蒸す調理法で料理された豚肉とサツマイモです。趣味は、新しいことに挑戦し知識やアイデアを得ること、いろんなところに出かけてたくさんの人に出会うことです。その他に、サッカーやラグビー観戦も好きです。

■日本の印象■
今回、日本に来ることができ、大変わくわくしています。日本の人たちはとても礼儀正しいです。これからたくさんの新しい経験ができると思います。
パプアニューギニアのたくさんの人たちに、日本を訪れ、歴史や文化、教育について学ぶ機会があればどんなに良いことかと思います。私たちの国が抱えている多くの問題の改善に役立つことが多く学べるはずです。今回の研修を通じて日本に来て、長期および短期の両方の視点から、人材開発、特に教育分野において、日本からパプアニューギニアに厚い支援をいただいていることに感謝出来ることを大変嬉しく思います。

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【四国の研修員受入事業】
開発途上国の人材育成を目的とし、大学、地方自治体、民間団体などの協力を得て、四国の特性を活かした四国ならではの研修を実施しています。年間約350人の開発途上国の国づくりを担うリーダー達が参加しています。