(高知)JICA市民講座「中南米に見るもう一つの高知」を開催しました。

2016年5月31日

ホールでの企業による調査団報告の様子

ロビーでの写真展示の様子

5月15日(日曜日)、高知県立美術館ホールにて、「中南米に見るもう一つの高知」をテーマに市民講座を開催しました。高知県は明治から昭和初期にかけて多くの人が新天地を求めて中南米に移住した歴史があります。当日は100名を超える参加者が映画と講演会を通して、「中南米の日系社会における移民文化」を学びました。

戦後の日系社会を描いた南米映画「汚(けが)れた心」からは私達の知らない日系社会の歴史を、その後の講演会からは日系社会の「今」にスポットをあて、国際協力従事者とメディア、企業というそれぞれの立場から、日系社会の現状について報告を行いました。合わせてブラジルとパラグアイの高知県人会から県民の皆さまに届いたメッセージもご紹介させていただきました。

また、ロビーでは「中南米で見つけた四国の風景」をテーマにした写真展示を行いました。
この写真は、中南米の日系社会にて活動中もしくは活動していたJICAボランティアから提供されたもので、来場者の皆さんにも興味深く見いただきました。

高知からもたくさんの方が移住されている中南米。そこに住む日系移民と高知の方々を繋ぎ、今後の発展に繋がる市民講座となりました。

参加者の方々からいただいた様々なご感想を紹介します。

・私は高知県出身の大学生で、将来は日本語教師を目指しています。昔あったことをもっと学んで、日本と中南米に貢献できるような人になりたいです!(10代女性学生)

・映画に関して、移住された方が勝ち組、負け組として抗争があったこと、知らなかった。真実を知るというのは苦しいところもあるが非常にためになりました。(20代女性)

・ブラジルで実際に起こったことを知れてよかったです。日本人の歴史について知る必要があると改めて思うことができました。ありがとうございます。(30代男性会社員)

・映画の内容は日本人として冷静に受けとめるべきすばらしい映画だと思った。(40代男性会社員)

・出身県の県民として、いつまでもつながる必要があるし、移住の歴史を学ぶ必要もある。日本人の強さと美しさをずっともたれておられる姿に感動しています。(40代女性教員)

・移民の歴史を伝えていきたいと思います。(50代男性教員)

・1世の方の苦労を聞き、生きるパワーをいただきました。(60代男性)

・自然や観光にばかり目が向いていましたが、そこで暮らす日本の方々にお会いしたい、そんな思いを強く持ちました。多くの苦労と努力をされて、今日を築かれた皆さまに敬意を表します。8月にブラジルに行くので県人会館に立ち寄りたいです。(60代女性)

・中南米に住む日系の人々に対しての知識もほどんどなく、今回の講座に参加して非常に考えさせられることが多かった。苦労されたことが痛いほどわかった。(60代男性)