【課題別研修】渇水県香川の飲料水管理技術をアフリカに活かす!「アフリカ地域 村落飲料水管理」研修 実施報告

2018年1月31日

事業の計画手法を学ぶ演習

香川県丸亀市 浄水場の視察

香川県まんのう町 小規模給水施設の視察

アフリカの農村地域では、安全な水を十分に得ることのできない住民が多くいます。2030年までに世界が達成すべき目標を定めた「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」において、安全な水と衛生をすべての人々に届けることをゴールのひとつとしており、日本における行政と住民が連携した水道事業の知見・経験の活用が期待されています。

本研修では、村落給水を担当するアフリカ11カ国15名の行政官及び技術者が、瀬戸内海式気候の影響で降雨量が少なく、長年にわたり渇水に悩まされてきた香川県を中心に、渇水対策や効率的な水利用方法など、限りある水資源を適切に管理し地域住民に安定的に飲料水を供給するための取り組みについて学びました。

香川県、高松市といった地方自治体や香川大学による講義をはじめ、浄水場や簡易水道の視察、住民主体の水管理組合との意見交換などを通じて、香川の知見・日本の経験から、研修員それぞれが自国の給水施設の維持管理に関する課題を整理するとともに、村落地域における飲料水供給の改善に向けた具体的な行動計画を作成しました。帰国後に本研修の成果を活用することで、アフリカ各国の農村地域の人々に安全な水がより届くようになることが期待されます。


研修コース名:「アフリカ地域 村落飲料水管理(B)」(英語)
研修期間:2017年11月7日~12月15日
研修委託機関:(株)アースアンドヒューマンコーポレーション
研修協力機関:香川大学
対象国 (11ヵ国):ウガンダ, ガンビア, ケニア, スーダン, スワジランド, タンザニア, ナイジェリア, マラウイ, モザンビーク, モロッコ, ルワンダ
対象者 (15名): アフリカ各国で村落飲料水管理に携わる行政官・技術者